1
戦は各地で進行中。
主戦場のチャパル湖沼地帯では互いの軍勢が激突。
姫様自らが「勝ちましょう」と鼓舞しただけあって士気の高いビスコッティ軍はポイントでガレット軍を上回る。
そして先行している2番隊(シンク・エクレール)と合流するため、ブリオッシュ・ユキカゼの3番隊が前進。
チャパルに残る両軍騎士団長同士、ロランとバナードの一騎打ちも開始される。
2
ビスコッティ側本陣・スリーズ砦からはリコッタがハーランに乗って出撃!
最前線のミルヒやシンク達の応援に向かうべく飛翔するが、砦攻略中のベールの弓兵隊に阻まれる。
ベールの弓術紋章砲で、借りたばかりのメイド服を破壊されて大ピンチのリコッタだったが、砦の防衛隊長エミリオがベールを撃破。
ベールも服を破壊されたため、装備交換と戦場復帰までの間弓兵隊は無力化。
リコッタもかなり涼しい格好になってしまったものの、そのままミルヒ達のもとへ飛行。
3
不安な星詠みに悩まされ、ほとんど寝ていないレオは、シンク達を待つ間、つかのまうとうとする。
その中でもより一層不穏な夢を見る。それはこのグラナの天空武闘台で、ミルヒが血を流して死んでいる姿だった。不安を加速させるレオだが、戦場で前線に出ることのないミルヒがグラナを訪れるわけもない。
そう思って、レオはゲートキーパー達を撃破して砦に潜入したシンクとエクレールに2体1での戦闘を提案する。面倒な砦内部の総力戦を飛ばして、最終ステージに直通エレベーターでご案内という破格の条件で、レオは一刻も早くパラディオンを手に入れようとする。
しかしエレベーターから現れたのは、姫騎士服を身にまとい、騎士団剣を手にしたミルヒ自身だった。
訪れるはずのない相手が訪れ、不穏な予想が現実に近づいている事に愕然とするレオ。
4
エクセリードとパラディオン両方を手に武闘台を訪れたミルヒ。現在の「宝剣の所有者」は両方ともミルヒであり、レオが見た最新の夢の内容と完全に一致する。
説明する間がない事を感じたルージュが宝剣を奪うべく攻撃するが、ミルヒは一部覚醒したエクセリードによって守られ、ルージュを撃破。
そしてミルヒはレオに涙ながらに訴える。最近の戦のこと、レオの「心変わり」のこと。「レオ様はそんなに私の事がお嫌いに――?」
突き刺さるミルヒの言葉に、真実を伝えられないレオは言葉に詰まる。
しかしその時、落雷とともに空から巨大な球体が降りてくる。周辺のフロニャ力も大きく減衰し、戦場は一転危険な状況に。
その球体の中にいるのは巨大な魔物。宝剣の主を狙うように、武闘台は魔物に吸い寄せられていく。