1
グラナ砦に突如現れた巨大な魔物は、「宝剣の主」ミルヒとレオに襲いかかる。
変化しながらも避けられない星の運命の通りに、ミルヒは魔物の爪にかかる。
ミルヒを救うべく決死の思いで立ち向かったレオだったが、レオもまた魔物の強大な力の前に倒れてしまう。
2
聖剣の所有者であるミルヒを取り込み、いずこかへ去る巨大な魔物。
シンクとエクレールはミルヒを救出すべく、トルネイダーで出撃する。
苛烈な攻撃と障害を突破しながら進むシンクとエクレールだったが、最後の足場からの跳躍距離を稼ぐため、エクレールは自らトルネイダーから降下し、紋章砲で撃ち上げる。
エクレールの思いを受け取って、シンクは飛翔し、疾走する。
傷ついても痛くても、信じて待っていてくれる人を裏切らない。それがシンクの「勇者の誓い」。
魔物の攻撃を受けながらも、シンクはミルヒのもとへ向かう。
3
魔物に取り込まれたミルヒは、この巨大な魔物が生まれた理由を知る。
数百年の昔、平和に暮らしていた土地神の親子を襲った「妖刀」による突然の悲劇。
そして魔物の母親から告げられたのは、魔物と化した我が子の命を断ち切ることで救ってほしいという願い。
「聖剣の姫君」としての選択を迫られるミルヒだったが、ミルヒはその申し出を断る。
ビスコッティの宝剣は魔を断つ剣であると同時、命を育くみ、希望をもたらすための剣。
「救済」を選択したミルヒと、とらわれのミルヒのもとにたどり着いたシンク。
ビスコッティの聖剣と神剣の主二人が揃い、エクセリードとパラディオンは真の力を解放する。
4
魔物を救い、危険を祓って平和を取り戻すために、勇者と姫は出撃する。
希望の光となる宝剣2本が道を切り開き、土地神を魔物に変えた原因「妖刀」を取り除くことに成功する。
シンクを襲った妖刀は、砦から放たれたレオの弓が撃破する。
土地神の子を救い、シンクとミルヒは崩れ落ちる魔物から脱出しようとするのだが――。